地球温暖化の最も大きな原因に、大気中に於ける二酸化炭素の濃度の増加がありますが、近年の急激
な増加による対策にはもう待ったなしの状況が来ております。
地球温暖化はすでに異常気象などにより私たちの生活にも影響をもたらしていますが、今後、温暖化に
よる砂漠化の進展や氷原・氷床の減少などの直接的な影響のほか、気候変動に伴う食糧生産、海岸の
浸食、生態系への影響による生物種の減少などにも一層深刻な影響がでてくるものと予想されます。
そこで自動車のエコ運転、家庭に於ける節電や節水、リサイクル、ゴミの分別、自然エネルギーの活用な
ど、さまざまな資源の節約とゴミの削減など、この二酸化炭素の排出量削減が盛んに呼びかけられており
ます。
私たちが取り組むマイバッグ持参運動は直接レジ袋の削減を目的としていますが、しかしこれを市民に呼
びかけるだけでは成果は思うほど上がりません。それはレジ袋が無料で配布されていることにあり、レジ
袋の無料配布を中止にしない限り、レジ袋の大幅な削減は望めません。
レジ袋は年間305億枚が使用され、その生産に5億5800万リットルの石油が使用され、更にその生産過程
とゴミとしての焼却時に大量の二酸化炭素が空気中に排出されております。
レジ袋1枚を節約するなら、冷蔵庫なら3時間分、6畳用エアコンなら30分間分、6畳用蛍光灯なら2〜3時間
分の、電力生産に伴う二酸化炭素の排出量を抑える効果があるとされているように、いかにレジ袋の有料
化が地球温暖化防止に貢献できるか理解できると思います。
2008年11月までに経済産業省が把握しているだけでも3県245市町村で、このレジ袋の無料配布の中止
が実施されています。
そうした自治体のその後のマイバック持参率は一気に90%前後に跳ね上がる効果を見せ、消費者は「有料
化になったから」「環境のためには仕方がない」「当然のこと」等と有料化に対して前向きな理解を示してい
ます。
レジ袋は市民にとって身近な存在であることから、有料化をきっかけにこれまで環境に無関心であ
った人達も「なぜ有料化」という関心から環境意識が芽生え、環境にやさしい製品選びなど環境意
識の向上へつながり、家庭内でも節電節水に注意するなどライフスタイル(生活習慣)の見直しなど、
レジ袋削減は市民ぐるみの大きな第一歩となるのです。
レジ袋削減は誰にでも参加できる地球温暖化防止活動の一環であり、レジでマイバッグを取り出し、レジ袋
を断る貴方の勇気こそ誇りある行動なのです。
3月3日
          レジ袋の無料配布の中止(有料化)の協定を締結 大分県では地球温暖化の防止と循環型社会の構築に向け、レジ袋を削減するため、昨年6月に事業者・消費者団体・ 行政関係者で構成するレジ袋削減検討会議を設置し、検討を重ねてきました。その結果、県下一斉にレジ袋の「無料 配布の中止」を実施することとなり、このたび、県内の食品スーパーの約9割にあたる事業者21社と消費者団体等・行 政関係者が一同に集い、協定を締結しました。 内容は6月1日からの実施で、「無料配布の中止」は事業者間でレジ袋1枚に付き5円程度の「有料化」に至った形となり、 私たち日田市内の事業者さまも、二酸化炭素削減、循環型社会の構築など、環境に向けたこの協定の必要性を充分に ご理解いただき、事業者と消費者と行政とが一緒になってこの環境問題に取り組むこととなりました。 この協定での一番の問題は、「自分の店だけが今まで通りレジ袋をサービスで配り続ければ、有料化に踏み切った他 店のお客さんが自店に流れて来るだろう」という、損得勘定で判断する店舗が出ることと、「有料化にして得するのは 事業者だけではないか」と、単純な計算で判断する行政が現れることです。こういう問題は損得だけで判断する物では なく、各事業者さんは基より、基盤となる市町村の首長が昨今の環境問題を十分にご理解いただき、場当たり的に反対 するのではなく、多くの事業者さんと一体となって「足並み」を揃えてご参加いただけるか、という事が重要になります。 日田市でも数年前から「マイバッグ運動推進会議」が発足し、各市内の事業者さんがこれに出席し、特に昨年からは 積極的にこの検討を進めて来ましたが、最終的には市長の働きかけが消極的なために、一部の店舗さまを除いて、 県側の積極的な働きかけで下記の店舗さまだけが協定の締結を結ぶに至りました。 これらの事業者(店舗)さまは、特に地球環境の深刻な問題とその必要性を充分にご理解いただき、日頃から環境問題 にも真剣に取り組んでいるお店であると言え、そう言う面では消費者、市民の事を考えている信頼出来るお店であると 言えるでしょう。 ちなみに、レジ袋はサービス(無料)で配られているもの、と思っている方は多いと思いますが、実はこの無料のはずの レジ袋はお店側のコストであり、当然その分は商品価格の中に反映されているのです。ですから本当は無料ではない のです。もっと詳しく述べるなら、これまで通り「無料サービス」を続けるお店は、その分のコストは商品価格の中に含ま せてあり、レジ袋を有料にしたお店はそのコスト分商品価格を下げて販売できるということになります。 従って損得より環境問題を優先して、今回「有料化」に踏み切ったお店には賞賛を贈るべきだと思います。
私たちの地球環境のために、前向きに協定にご参加いただいた日田市内の店舗さま

新鮮市場日田店

新鮮市場花月店

トライアル日田店

ダイエー日田店

サンリブ日田店

マルミヤ日田店

Aコープ大鶴店

黒潮市場日田店
黒潮市場さんは早くから1枚1円という有料化を実施中であり、その費用は全て市内の小学校へ寄付しています。