ユーラシア大陸横断 オートバイ単独23,450キロの旅
21歳の初夏、北海道から奄美大島まで日本一周をして以来、アメリカ大陸もサイドカーで走った。
それからはユーラシア大陸をヨーロッパまでオートバイで走りたい、これが大きな夢にふくれ上がった。
2年前から登山を始め、足腰を鍛えて自然の中に浸ると、年甲斐もなく50歳になって大陸走破の夢が実現した。
仕事に出来るだけ影響を与えない最短期間で、と言う条件の中で、このユーラシア大陸横断のコースは決まった。
実際にはもっとひどい道路がいくつも有ったが、そんな道路では写真など写す余裕はない。
 地球規模の大自然を肌で感じ、土地の人々と接することが大きな魅力
シベリアのタイガの森をひたすらオートバイで走る。モンゴル系住民が多いバイカル湖に近いウラン・ウデ。
大陸特有の大らかさ、土地の住民は素朴で親切だと言う。 ゆっくり流れる時の中で土地の人に接する。
きっと素晴らしい出会いと友が生まれる。
針葉樹林を抜け、シベリア低地をかすめ、ウラル山脈を越えてヨーロッパへ。 
コースはモスクワから北上してスカンジナビア半島を経由、そしてドイツからヨーロッパ最西端のリスボンへ。
 第二の目的は40年前の旧車(R50)での完走だ
オフロードバイクの最新型で走るのは面白くない。そこで組み上げたのが40年前のBMW R50、500cc。
オフロード向けにフロントフォークを換え、タイヤ、スポーク、ハンドルを換え、スペアータンクを追加、3個のトランク
と1個のバッグの中に、必要最小限に絞ったキャンプ道具とスペアパーツ、修理工具にオイル、服類の他パソコン
の通信機器を積み込む。
全走行予想距離は23,000キロ。正直言って思いがけない故障が一番怖い。そこはアメリカでもヨーロッパでもな
い、日本の45倍の国土を有する広大なロシアであり、そのコースの大部分を締めるシベリア地方にはメンテナン
スを受ける術はなにもない。タイヤ一本すら手に入らないだろうし、まともなガソリンさえ心配だ。
極東のアムール地方には熊は勿論、トラや豹も生息していると聞いている。
コースの難所はシベリア地方であり、その大自然の中では日本の常識を覆す危険が待っているかも知れない。
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