クスコからアンデス沿いに403キロ走ってプーノへ着くが、この道路は標高4,000m前後の高地を走っており気圧が低くく、
バイクも思うように走らなくなる。同行の3台はラジエターの水が吹いてオーバーヒートの警告ランプが点灯した。
プーノを含むこの一体には琵琶湖の12倍の広さを持つチチカカ湖がある。チチカカ湖はアンデス山脈のほぼ中央に位置
する海抜3890mの湖。水深は最大で281m、ペルーとボリビアの国境にまたがる。
この広いチチカカ湖には水上生活をする2,000名ほどの先住民族(写真)が住んでいるが、基本的には電気も来ていない
自給自足の生活をしている。しかし近年この水上生活をする村が観光化され、船でこの村を訪れる観光客が増えている。
残念なのがその事によってこの村のこれまでの文化が変わりつつあることだ。魚や水鳥、穀物での自給自足の生活が、
お土産を売って現金を得る生活に変わりつつある。
写真の村は陸上のように見えるが、水上に生えるアシの根を浮きとしてその上にアシを敷いて生活している。
家も船もアシを編んで作っている。ひとつの「陸」に5〜8家族が住んでいるが、喧嘩をするとその家族の家は切り離され、
別なグループの「陸」にくっついていくと説明を聞いた。